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7.27.
あ、そういえば、リアルタイムレポとは言ったものの、特に雛子とのイベントがなかった場合、そういった日はスルーで。だって、ひたすら


『雛子がいない。今日は喫茶店へ行った。このチーズケーキは雛子が喜びそうだ……』

『雛子とは会えなかった。図書館へ赴く。この絵本を雛子のために借りていってやろう……』

『雛子は今日も居ていくれなかった。あんなに毎日会いたいと言ってくれたのに』

『雛子雛子雛子雛子雛子雛子雛子……』


みたいな日記が続いてもなんかアレでしょうし。(地味に怖いわ)
ゲーム内時間27日は、前日のメールでお呼ばれしたので、午後から雛子の家に遊びに行くことに。雛子ママがいなくなるらしいので、一緒にはじめてのおるすばん。


何があったかは、二人だけのしみつだよ?(えー)


でも、こういうの、ホントに幸せだなぁ。ちょっと、こちらのコピペをご覧頂きたい。


俺思うんだ・・・。俺、死ぬ前に小学生の頃を
一日でいいから、またやってみたい
わいわい授業受けて、体育で外で遊んで、学校終わったら夕方までまた遊んだ

空き地に夕焼け、金木犀の香りの中家に帰ると、家族が「おかえり~」と迎えてくれて
TV見ながら談笑して、お母さんが晩御飯作ってくれる(ホントありがたいよな)
お風呂に入って上がったらみんな映画に夢中になってて、子供なのにさもわかってるように見入ってみたり
でも、全部見終える前に眠くなって、お部屋に戻って布団に入る
みんなのいる部屋の光が名残惜しいけど、そのうち意識がなくなって…


そして死にたい

これほどまでに、夢想の安住を求めるわけではないけれど。でも、この日の兄と雛子の間には、とても近いものがありました。静謐な安らかさ。静かなにおい。
ちょっと違うかもしれない。それは留まるということにすごく近いのだと思う。でも決して、停滞ではない。
ただの言葉遊びのような、ほんのわずかな違いだろう。でも、そのわずかな違いにこそ、大事なものが、私にとって大事なものが含まれているんだと思う。

夏の陽射しを家の中から眺めながら、兄妹はうとうととまどろみに落ちていく。
妹は兄の腕の中で。そこが一番安心できる場所なのだと、その表情が語っているよう。
兄はそんな妹の顔を見て、これが一番幸せなことなのだと、その表情が語っているよう。

兄妹は、うとうととまどろみに落ちていく。夏のはじまり。

焦ることはない。時間は、まだまだたくさんあるのだから。



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by sakuragi_takashi | 2007-07-27 23:53
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