対エスキモー戦争の前夜

 久しぶりのキスは、はじめてのキスだった。
 んー、んー……一度合わせた唇を少し離してから、二回、三回と縦に合わせ、横に角度を変えて、何度か口を吸い直してみる。年ごろの男の子にしては妙に色っぽく、艶やかな風味のする唇をもう一度舌で舐めとってから思うに、
(キス、気持ちいい)
 これはちょっとやばいいくらでもいけるどうしよう咲耶ちゃんごめん、正直すっごい気持ちいいです。も、もういっかい。自分のものではないようにじんじんする口にあてていた左手を、もう一度お兄ちゃんの顔の脇に付けたところで枕がしずんで「ん」と標的の表情が動くものだから慌てて両手を胸に引き寄せる。大丈夫、眠りは深い。今度は慎重に枕を避けたところに両手をつき、お兄ちゃんに覆いかぶさっていく。
 唇の先同士が触れただけで、体のどこを通ったのか、胸の芯までものすごい快感が走る。自分の頬が上気してくるのがわかった。スイッチが入るともう止まらなくて、今しがた慌てたこともすっかり忘れて、むさぼるようにお兄ちゃんの唇を求めはじめる。何度も何度も小さな音を立てながら口に吸い付く。
 たっぷり数分そうしていると、お兄ちゃんと触れ合う部分が唇だけなのがなんだかとてももどかしくなってきて、抱きしめるように上半身を重ねてしまう。両腕で胴体を挟むように、押し付ける先よりは柔らかい胸をぎゅっと密着させながらお兄ちゃんのにおいを胸いっぱいに吸い込んで、それからゆっくり吐いた息といっしょに全身から力が抜けていく。一度の深い吸い吐きのあとは思い出したように体が酸素を欲して、そしてそれ意外の要素も手伝って荒い周期で呼吸を繰り返す。お兄ちゃんとの間で、ふたり分の汗が混じる。体をいったん離すべきなのはわかるけれど、こんな愛しい体から今距離を置くことなんて到底無理だった。起きちゃうかなでも起きてもいいかなといよいよ自分でも頭が回らなくなってきているのがわかっていてもやめられない。あごから首すじにもう一度……じゃ、足りない……もう一往復……唇を這わせてから、ようやくこんなに好き勝手したのはさすがに小さい頃でもないなあと文字にできる思考ができた。


 †  †  †


 
 秋口のおわりに差しかかったころ、一度は引いた気温が戻ってきた週のあたま。強く夏のにおいが残る平日の昼をだいぶ過ぎたころ、なかなか進まない課題をひとまず休めて気分転換、自分の部屋から出て、階段を下りる。
 七段下りると、踊り場だ。体の向きをくるりと変えて、もう七段。
 びっくりした。ひっ、と引きつるように吸った息が吐こうとしていた息とぶつかる。目に入ってきたのは、階段を下りてすぐの玄関、上がりかまちに腰かけて、仰向けに倒れこむようにしている人影だった。でも、すぐに気づく。すぐに気づけることが、ちょっと誇らしく思える、人影。
「お兄ちゃん!」
 傍らに小さなバッグを投げ出したままだらしなく玄関先に寝そべって、力尽きたふうに「しばらくいるよ」と何を聞いてもいないのに自分勝手なことを話し出す兄の声は――懐かしくも優しく、耳に届いた。
 足早に駆け下り、最後の二段をちょっとはしたなく飛び降りると、
「ほんとにお兄ちゃんだ」
「良かったね、ぼくで」
 それからようやく気づいたように「あれ、可憐、なんで家にいるの」と首だけ振り向きながら「おかげで家に入れたけど」しれっと続ける不法侵入者に答える。
「今、インフルエンザが流行ってて」
「学級閉鎖?」
「うん。先週の終わりにはクラスの三分の一が休んじゃってて、残った半分もマスクをつけてるくらいなの。授業中も咳の音が止まなくて、先生方もちょっと嫌そうなお顔をしてました」
 眉の間にしわを寄せるお兄ちゃん。あまりしない表情だ。
「そんなにひどいんだ。可憐は? 大丈夫?」
「はい。すこし前にママに連れられて、花穂ちゃんと一緒に予防接種を受けたから」
「あ、鞠絵のとこに行く前か」
と、そこでようやく体を起こす。
「……すこし前って、どのくらい?」
「え? 今月……の、頭くらい……だったかな」
 あやふやに口ごもる可憐に、「じゃあ、あぶないじゃん」とお兄ちゃん。
「どういうことですか?」
「ワクチンを打ってから抗体ができるまでには、少し時間がかかるんだよ」
「少しって、どれくらい?」
「早くても二週間くらいだったと思う」
 知らなかった。知らず下がった視線の外からふと影が差すと、開いた目の上に温かい感触。温かくて、大きな手。
「ほんとにだいじょぶ?」
 兄の手。
「そう言われると、なんだか不安になっちゃうかも」
「笑顔じゃん。めちゃくちゃ」
「だって」
 お兄ちゃんが優しくしてくれるから。
 そっか。
 うん。おかえりなさい、お兄ちゃん。
 ただいま。

「何してるの、あなたたち」
「きゃっ」「んあ」
 いい感じに距離が縮まったところに帰ってきたのは、片手に近くのディスカウントストアの袋を下げ主婦然とした主婦オーラを身にまとったまるで近所の主婦みたいなママのような女性だった。
「可憐、あなた失礼なこと考えてない?」
「なんで?」
「嫌そうな視線をたっぷりくれたあとに今そっぽ向いたから」
「そんなことないですよ」
 さすが親子というべきか。でもママはお仕事をしているので、主婦というわけではない。それよりも、とママは続ける。「めずらしい顔」
「しばらくいるよ」とお兄ちゃんはさっきと同じことを繰り返す。ママはそう、と少し目を伏せて、そういうところ、パパそっくり、と笑うのだった。


 †  †  †


「『これが十月の陽気なら、いっそのこと八月になってもらいたいね、おれは』」
「なあに、それ?」
 お兄ちゃんは読んでいた本を振りながら、質問を質問で返す。「可憐の本じゃないの?」
 緑の背表紙は、この間借りてきたものだ。
「鞠絵ちゃんに借りてきたんですよ」
「ああ、鞠絵のか。どおりで。サリンジャーなんて、また読む幅広げたんだな」
「それはそうと、なんで可憐の部屋においておいた本をお兄ちゃんが持っているんですか?」
「鞠絵、前はコテコテの恋愛小説ばっかり読んでたんだ。それを小ばかにしてやったら、『じゃあ何かおすすめしてください』って言うから、ぼくの持ってた好きな作家教えたり、二人で図書館デートしたり。気がついたらぼくより幅は広がってるわ男同士で変なことする文庫が棚一つ埋めてるわで」
「……それ、可憐に教えたって言わないでくださいね……」
 恋愛小説が好きだってことを知られるだけでも恥ずかしがりそうなのに、この兄はあけすけに。質問には徹底的に答えないし。
「もう十月だってのに、暑いなあ」
「そうですね」
 右手で開いた本を団扇がわりに、左手は襟の緩んだTシャツの胸元をぱたぱたと。
 その開けた胸元を見て、どきりとする。昨晩の。
「お兄ちゃんは、暑いの、きらいですか?」
「うーん。暑くないにこしたことはないし、寒くないにこしたこともないよね」
「なんですか、それ」
 思わず笑ってしまう。じゃあさ、可憐は好きなの、暑いの。好きですよ。へえ、なんで。暑い時期になると、可憐の誕生日がもうすぐになって、お兄ちゃんが優しいから。じゃあ、今みたいに誕生日が過ぎたあとの暑さはどう。うーん……暑いだけならつらいけれど。
 ふらりとお兄ちゃんが帰ってきて五日目の夕方。生徒の欠席は学級に留まらず、兄弟、友人、部活動や委員会活動を媒介にして、学年、学校へと瞬く間に閉鎖の範囲は広がり、今週いっぱいは登校の必要がなくなりそうだった。可憐には一向に感染のきざしが現れることはなく、おかげでお兄ちゃんとのゆるやかで優しい日々を過ごしている。傾きかけた日差しはリビングに必要以上の明るさをもたらしていた。夜まで、まだ時間はある。
「好きなんです。夏の、特に夜の空気が。」
「ああ、わかるなあ」
 お兄ちゃんはあおぐ両手を止め、栞を挟んで本をテーブルの上に置く。
「昼の強い日差しいっぱいの中遊びまわるのも強い思い出にはなるんだ。でも今はそうそうはしゃがないからな。衛は違うだろうけど」
 笑って、置いた本の近くにあったリモコンをなんとなしに取り、テレビの電源を入れる。夕方の短いニュース。隠しきれなかった隈のうっすらと浮いた女子アナウンサの事務的な笑顔に替わって、画面はホオズキを映し出す。
「小さかった頃、夏の夜は怖かったです。家のすぐそこまで近づくほどあふれている、たくさんの生きてるものの物音がずっとやまなくて」
「虫は今のほうが怖がってるんじゃない」
「お兄ちゃんが来てくれて助かってますよ。夏と秋はおうちの中まで千客万来ですから」
 ぼくだって虫が好きとか得意ってわけじゃないんだけどな、とぼやくお兄ちゃんは、それから、あ、でも、とテレビに向かったままで言う。
「それも今週までみたいだね」
 サマーセーターにプリーツスカートを合わせた、画面映えのする気象予報士が告げる。夏の終わり。
 西日が差し込んでいるのは隣室だというのに、じりじりとした熱さに肌が汗ばむ。

 息子が家に戻ったからか、一家の長の帰りは一層定まらなくなっていた。夕食は二人で取り、その後も場所を同じくして、どうということもないことを時折話す。夜が更けて、一人が舟を漕ぎ始めると、その間に一人が脱衣所に消える。しばらく経つと寝間着に着替え戻ってきた一人が眠りの深くなり始めたもう一人を揺すり起こす。おやすみと声を掛け合い、目覚めた一人が今度は脱衣所に消え、もう一人も部屋から出て行く。階段をのぼる音だけがわずかに聞こえてきた。
 それから数時間。日が替わってしばらくしてから、そっと部屋を抜け出す。それほど気を使う必要はない。
 七段下りると、踊り場だ。体の向きを静かに変えて、もう七段。
 足音をしのばせ、そっと半開きになった引き戸の前に立つ。少しだけ耳をそばだててから、音を立てないように取っ手に手をかける。コト、と立て付けの歪みに引っかかる。動きを止めて息を呑んで、たっぷり一分はそのまま動けない。ゆるゆると息を吐き出し、今度はすっと十分な間隔に戸が開き切る。その合間に身体をすべり込ませる。
 暗がりに慣れた目で居間に目を通すと、誰も使わなくなった長座布団を敷いて、小さなクッションを二つ重ねて枕がわりに、物心付いた時からずっと使っているタオルケットを身体に巻き付けるようにして、お兄ちゃんはすうすう寝息を立てていた。自然に音を吸う畳に助けを借りて、一歩、また一歩、そばへ歩み寄る。
 かたわらに立っても見えるのは輪郭だけだ。すっと腰を下ろし顔と顔の距離が縮まると、仰向けになったお兄ちゃんの表情がようやく見て取れる。すこやかな寝顔はそのまま、可憐に対するそっけない知らん顔にも見えた。ゆったりした呼吸に、眠りは深そうだった。
 ぺたんとお尻をついて、正座を崩して女の子座り。しばらくお兄ちゃんと呼吸を同期させてから、熱いものにふれるようにおずおずと、投げ出されたお兄ちゃんの右手に自分の左手を重ねる。一瞬どちらの手が温かくてどちらの手が冷たいのかわからなくなって、お兄ちゃんの手のひらを人差し指でそっと撫でるとこちらの体温の高いことがやっとわかる。
 囁く。
(ねえ、お兄ちゃん)
(やっぱりここは涼しいですね。網戸からいい風が通って)
(今朝起こした時は、すこし喉の調子がおかしそうだったけれど)
 表情が緩むのがわかった。ほどけた自分の顔は、笑ったようにも見えるし、泣きそうにも見える。
(あのね)
(眠れないの)
(お部屋からね。お日様の出ている間にこもった熱気が、お部屋からね。ちっとも抜けないの)
(何度も何度も寝返りを打って、お布団の冷たいところを探すの。でも、その間にもあっつくなっちゃうんです)
(熱さが降ってきて、じわじわと嫌な汗をかくんです)
(そうなると、もう、眠気なんてどこかにいっちゃって、いつまでもいつまでもつらいだけなんです)
(眠れないの)
(眠れないの……)
 つらいよ、お兄ちゃん。
 そうしてまた。夏の夜の空気が、ねばつく夜気が、まどろみのぼやけた意識が、可憐を間違わせる。
 音もなく寄せ、重ねた唇は、そんなすべてを否定するように冷たいのだった。

 お兄ちゃんが家に帰ってきてから、毎晩、毎晩、こうして部屋にしのび込み、その唇をむさぼっている。それだけでとどまらないことも、ちょっとだけ、する。
 清廉ささえ孕んだ涼やかな口唇に、何度犯しても薄れない心地よい罪悪感を浸して、しばらくそのまま唇を重ねつづける。何もかもがそこに吸い込まれていくようだった。
 熱帯夜のどうしようもなさと、もうろうとした感覚に身を投げ出して、お兄ちゃんからたくさん奪って、自分ひとりが気持ちよさにつかって、つかった気持ちよさに水びたしになって、いろんなものがぐちゃぐちゃになってもその分すっきりした部分だけすくい上げてそのままお兄ちゃんの横でぐっすり朝まで眠るのだ。それはあまりにきたなくて、みじめで、むなしくて、どうしようもなく幸せだった。
 でも、それも、今週いっぱいだ。残暑は足あとを可憐の身にだけ刻んで消えていく。暑ささえなくなれば翌朝お兄ちゃんに示す口実も失われる。それに、……それに、お兄ちゃんも、いつまでもここにはいない。
 今が、ずっとならいいのに。
 あ、こぼれる。気づいたときには、涙が頬をすべり落ちている、もう。涙が。お兄ちゃんの頬で。落ちていた。音は立たない。震えて、だめ、だめなの。
 体の中心から、ざわっ、と嫌な感覚が這うように全身に広がる。でも頬にしずくを震わせて、まるで自分が泣いたあとのようにも見えていてもお兄ちゃんはちっとも反応せず、涙も拭わなかった。安堵の息をつく。そう、可憐の涙は、拭われなかった。
 ねえ、お兄ちゃん。
 可憐はお兄ちゃんのことが、好きです。ほんとうに、ほんとうに好きなんです。どうしようもないくらい、あなたのことが好きです。
 あなたは、可憐のことを、好き? ううん、きっとお兄ちゃんは好きだって言ってくれる。けれど、それはたぶん、可憐の言うのとは、違うんです。
 お兄ちゃんがすぐそばにいると心がさわぐの。はずむの。嬉しさもあるし、幸せもあるんです。それとは別にね、心臓が飛び跳ねるの。でも、どきどきしてても、あったかいんです。
 夏のねばつく空気が思考を鈍らせる。心をとらえて間違わせる。そうやって理由をつけて、自分の遣り場のない心に、従うふりをする。

 今だけは目を覚まさないでという気持ちと。
 この瞬間に目を開かれたなら何かが動き出すのにという切なさを半分ずつ。
 可憐はお兄ちゃんに、キスをする。
 たくさんたくさん口づけをして、何度もなんども口づけをして。耳をほおにこすりつけて、鼻を首すじになすって、抱きしめて。襟口や鎖骨にキスを続けながら、お兄ちゃんの手を取って可憐の胸に押し付けて、時折その指を口に含む。ふっ、ふぅっ、と荒くなる息というより声が漏れるのを抑えられない。新しく滲み出てきた汗をすり込みながら、またいだ太ももに身体をすり付ける。全身をお兄ちゃんに溺れさせながら、握りっぱなしのお兄ちゃんの右手をいちばん気持ちいいところに導き、触れて、ぐりっ、と最後のスイッチを入れる。
 一度大きく身をふるわせてから、しばらくの間、小刻みに、びくっ、びくっ、と痙攣するように全身が引きつった。それから、まだまだどこに触れても感電したような感覚は消えないものの、そのままお兄ちゃんに覆いかぶさる。
 重なった全身から、部屋に入る前よりよほど多い汗が噴き出しているのがわかる。けれど。
 それでも今夜は、眠れそうだった。






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# by sakuragi_takashi | 2009-12-25 20:00
あとがきのようなもの
どうしてこうなった。
はい、夏の夜のねばつく空気っていいよね、妹と薄手の寝具で同衾しまくりたいよね、というところから、そうだそういうので習作をいっぽん書いちゃえばいい、ついでになんかえっちなの書いてみたい! とか思ってたらクリスマスになってた。思うだけで形にしない己がおそろしい。

とりあえず可憐が自発的にえろいことをしまくられたら大変喜ばしいよね、みたいな方向に伸びるかと思えばなんかそれだけでもない部分も自然にくっついていったので、ああ自分だめだな、などと。日常を愛す! それにしても私は可憐が好きすぎる。

おやおやおや~、クリスマス口唇更新とは24日にすべきだぞ~? とはそのとおりなのですが、いやあ、遅筆を勘定に入れない無計画さと、なにより昨日は午前から男四人で温泉(立案者が彼女もち、とはいえ彼の卒論の一環ですが)、その後も一日中遊び回っていたのでなかなかうまいこといかんかった。なんだかんだで毎年クリトリス周りでは気合入れた更新をしてるので、なんとかひとつ形にできてよかった。。

すでにえらい冷え込んできていますが、これからもまだまだ気温は下がりそうです。季節に合わないものがせっかく書き上がったので、汗みずくの可憐を想像してうまいことあったまれればいいですね。よくわからないまとめだ……
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# by sakuragi_takashi | 2009-12-25 19:58
エントリが続いたので間を入れてふつうに
◯コメントの返信でも書きましたが、
しかし、女体盛りはちょっと勘弁願いたい。
だって、白雪の美味しさをクリームで紛らわすなんてありえないじゃないですか。
(真顔で)
――歌音(2009.12.15)
がちょっとすごすぎるな。なんという名言。ブログやっててよかった。ものすごい勉強になった。アルトネ3へのツッコミのキレのよさといい、さすがはわたしの兄君さまといったところか(なんで偉そうなの


◯咲耶、誕生日おめでとう。ついったまとめのおかげで誕生日の祝いが楽になって久しいですが(、ちょろっとまとめブログのことについても書こうかな。というのもブラザーにいちゃもんを付けられたからなのですが。あのやろう、いずれ会ったらぶっとばしてやる! あ、別に害意とかそんなのはなし。わたりんとは魂の深いところとかうしろの穴とかでつながってるので。

最初に書くと、わたしのまとめはかなり閉鎖的です。具体的に言うと、シスプリに対してネガティヴな意見や表記の間違いのあるもの、愛の感じられなさ、もっと言えば面白くないなと思えば取り上げません。なんという一切の主観。
一言でいえばこういうことですね。twitter上のシスプリに関するつぶやきは(抜けも多いけれど、大きな流れのあったものは)ほとんど目を通せているので、「これ取り上げないのか」ということがあれば、「わたしのとこでは取り上げようと思わなかった」っちゅーことになると思います。
あなたが取り上げるべきだと思うことを、わたしが取り上げようとは思わないこともあります。でも、その違いがあるからブログは楽しいし、話をする楽しさがある。そんなかんじで。他のとこのシスプリまとめも見てみたいし、べびプリクラスタは楽しい人ばっかりだからtwitterのべびプリまとめとか出てこないかなー。ひょっとしたらもうあるのかもしれないけれど。そうだったら教えて欲しい!


◯ついったのおかげで得られたものはとても多いのですが(ロロナと同棲できるようになったこととか比類ない)、先日あんよさんに考察本を譲っていただいたのがものすごいうれしい。卒論に押されて一気に読み進めることはできていないのですが、ちょっとずつ、思いの強さを感じながら浸りながら、大切に読ませていただいています。こちらもきちんと感想を書いていきたい。


◯昨晩読んだ『すべての愛がゆるされる島』は、杉井光が好きということと、メディアワークス文庫に期待しているので創刊ラインナップから一冊くらい買っとくかーということと、なにより、
太平洋の真ん中、赤道直下に浮かぶ、名前のない小さな島。そこには教会があり、神父とわずかな島民が暮らし、訪れるどんな二人も祝福され、結婚式を挙げることができる。同性愛、近親愛、不倫愛、そこではあらゆる愛がゆるされる―その二人が、ほんとうに愛し合っているかぎり。その島を訪れる、父親と娘。それから姉と弟。ある者は愛の存在証明のために。またある者は不在証明のために。様々なものを見失って渇いた者たちの、いのちと時間がその場所で交錯する―。
という売り文句に、シスプリ好きとして(笑、こりゃ読まにゃいかんでしょと手に取ったのですが、思惑とはずれたなあ。でもおもろかった。「やられた!」というおもしろさ。古橋秀之のケルベロスも評判が高いみたいなので、見かけたら買うつもりです。


◯そしてこっそりプチパルexの感想リンクを貼るでござるの巻。半年経ってからとか遅すぎるww どうしてこうなった。

ex2お疲れ様でした。 | The next step
漫画メモとか。 プチ・パルティex2
5/4 感想文|金魚日記
ベーグルをなでてしまう!: プチ*パルティex2お疲れ様でした。
Innocent Dreamer: プチパルティex2、とらパ6とお疲れ様でした

こういうことができていたのがBallon d'orの強みだったんだよな。最近のBallon d'orは(AA略
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# by sakuragi_takashi | 2009-12-21 13:33
鏡よ鏡と魔法の鏡に姫が問う

白雪の新属性として、ちびっこであることを見直していく必要があると感じました。(挨拶)
中学生になったかと思えば雛子、亞里亞の次にちいさい140cmという身長であったり、ぼくはいったいどうしたら……!

さて、昨日の予告どおり(しれっと)、白雪のキャラコレの二編と三編を読み解くエントリィ。

「2.デートはびしょぬれ」というタイトルだけでご飯を三杯ほど平らげることができそうですが、せっかく白雪がきちんとおかずを含めお弁当を作ってきてくれるお話ですのでがっつかずにいきましょう。デザートは女体盛(安直

お話のおおまかな流れは、「お兄ちゃんの日、二人は公園へ。張り切った白雪が作ってきた五段重ねのお弁当を、ボートの上で食べようとするが……」というようなもの。

基本的にシスプリは妹にぬほっは(オノマトペ)していればよいのですが、それは毎回書くこともないのでさておき、ここでは「兄の適正な距離感」についてでも書いてみましょうか。
とはいえそれほど大仰なことではなく、「兄はめちゃめちゃ妹に甘く接してくれてるけれど、妹が『あーん』とかしようとすると、恥ずかしがって止める程度の反応はするんだよね」、ぐらいのことなんですが。

シスプリの兄は、妹の求めにすべて応えて望むがままの行動を取る、妹の理想像としての完璧なる兄……ではなく、それなりに常識のようなものがあったり――シスプリの世界観、つまり妹の目線の外にある「他者の目」を気にしたり――、弁当の匂いにひかれた大きな犬にじゃれつかれる白雪、その微笑ましさに"「あんなにあるんだから、ちょっとぐらい分けてあげてもイイのに」"と、軽く「いじわる」なことを言ったりするような、わりと普通寄りな描かれかたをします。
べたべたなのも大好きですが、こういう「普通の兄妹のやり取り」みたいなものにも、わたしはほっとするんですよねえ。

で、このお話の難解さは下で書いてみたい。


3.シュークリーム勝負!

p37の白雪やべえかわいいしぬ

このお話、普通なら最後には「おいしいのはフルーツであって、シュークリームじゃないよね」だとか、「でも、白雪ちゃんのシュークリームの方がおいしいなあ」みたいなオチがくると、なんかこうしてやったり感があるのですが、そういったものは、一切ない。

白雪の目から見る世界には、優しさと柔らかさがぐっと割り増されていますが、その中で描かれているのは、「兄にさえ喜んでもらえばいい」という、ある種「閉じた幸せ」なんですよね。すげえ、なんかシスプリの本質に迫ったきたかんじ!(そうでもない
あ、いうまでもないですが、それは最高のひとつです。社会とコミットすることだけが幸せと思うな!(白目)


だけれど、ここで私がわからなくなってしまったのが、二編と三編で背反する、白雪-料理-兄の関係。

「自分がつくったもので、兄に喜んでもらうこと」が再発見された三編でしたが、二編のオチは、「ボートがひっくり返って、お弁当が池に落ち、魚や鳥に食べられてしまった」にもかかわらず、
でもね、びしょびしょの服のまま、2人で岸に立ってそれを見ていたんだけど、姫、フシギとあんまりがっかりはしませんでした。そうしたらにいさまが……「もったいないことしちゃったな」って笑って……。なんだか姫と同じ気持ちでいるみたいでした。だから姫もすっかり嬉しくなって、まだびしょびしょの服のまま姫、にいさまに抱きついちゃった――だって、2人ともだからきっといいんですの♡――。
と、白雪は満足気なんですよね。

うーん、なんでだろう。白雪にとっても、やはり料理という要素は必須ではないのだろうか。大事なのは料理そのものではなく、それによって兄とつながること、兄と共感すること、兄とともにあること、兄に喜んでもらうこと、そういうこと、なんでしょうか。それらが、この二編で描かれたことだったんだろうか。あ、そう考えれば背反というわけでもないのか。
ぬう、難しい。続きも読もう。
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# by sakuragi_takashi | 2009-12-14 16:55
そしてぼくらは白雪姫の夢をみる
問1. Ballon d'or 地方では、よく「明日更新します!」という文章が掲載された翌日に更新がなされない現象が起こります。その原因となるものを次の選択肢の中から選びなさい。

a.ブログを20分で更新するということは、「今日はブログのネタのために20分かけてキャラコレを読むぞー」「よーし20分たったWebラジオでも聞いてひるねー」でもいいんだよねという思考パタン

正解.a うん。なんかおかしいね。


さあそういうわけで白雪のキャラコレですが、白雪です。
白雪について思うに、最近のわたしからしてみると、一番ほしい妹かなー。たべもの! つくって! 今日の野菜も一日これ一本、明日の野菜も一日これ一本!

「食べることは、生きること」という文学的主題に強く惹かれるようになってひさしく(最近じゃないんじゃん)、白雪の持つ「にいさまに、姫の作ったものを食べて欲しい」という願いは荒々しくもたおやかに、わたしの心にまぎれ込んでくるのです。

【「にいさまの料理番」という特性は、可憐や春歌でも代替できるから、白雪の個性は弱い】みたいな話も目にしたことがありますが、これって何の意味もない批判ですよね。「イチローも140km/h投げられるからピッチャー大したことない!」なんてことはないと思います。

大事なのは、白雪は抱きしめた時にすごくいいにおいがしそうだ、ということです。

さて、文脈を無視した謎の性癖を強調したところで、内容のほうへと移っていきますが、まずは目次。

1.やさしく教えて!
2.デートはびしょぬれ
3.シュークリーム勝負!
4.ママになれるかな?
5.マダムの訓え
6.こんな格好でいいかしら
7.スノウホワイト

なにこの、なに。どういうことなの、これえろ本なの。言っておくけれどこれ、わたしが改変とかしてないですからね……!? イヤガオウにも期待が高まりすぎて水銀がてっぺんまで一瞬で上昇してきますが、落ち着くんだ。こんなの、まだまだ公野櫻子仏の指先にしかすぎない。手のひらで踊らされるのはもうちょっと先のことなんじゃ。

1.やさしく教えて!

白雪の特徴的な「姫」という一人称の由来から入る、自己紹介としてもすばらしい導入。

本記事冒頭ともつながりますが、「自分がつくったものを、大切なひとに食べてもらうこと」の喜びがつまびらかに描写され、そのさまを目の当たりにした我々に訴えかけてくるものは、シスプリの中のスパイスになっていると思います。
というのも、「妹から兄へのやさしいおこない」が、シスプリにおいては中心ではないから。

シスプリにおいては、「兄から妹へのやさしいおこない」が基本構造となっているように思います。日常のちょっとしたことに、つまづき、悩む妹たちを、兄が助けてあげる。

「兄を無条件に慕う妹と、それを邪険に扱う兄」というのは業界ではよくある矛盾ですが、まあそれを愛と呼ぶんだぜと言われればそんなもんですかとしか言いようがないので、やっぱり「兄から妹へのやさしいおこない」がないとおかしいよなあと思っています。

「ヒロインから受け取るばかりじゃなく、ヒロインを愛してあげたい! ベッドの上もいいけどそれ以外の場でも!」という、「こちらからヒロインへと働きかけたい」、そうした意味での「兄から妹へ」をすげー満たしてくれる役割を私の中でシスプリは担っているのではないかと。

そうしたシスプリの「兄から妹へ」の中で、にいさまの料理番という「妹から兄へ」の特性を強く、それも小さい頃から「まだまだ甘いものが好きな兄にお菓子を作ってあげる」等持っている白雪は、シスプリ世界観の中である種清涼剤のような「にいさま、内容の話に移ってないと思うんですの」

はっ……。え、ええと、p10、
いっつもにいさまが元気ピンピンでいられますようにって……♡ 血をさらさらにする酸っぱいお料理とか、精力を付けるための……うふふっ、姫だって、にいさまのこと、ちゃあんと考えているんですのからっ♡
(強調引用者)
水銀パーン!! ヘッドバンギング on 公野(君の)手のひら!! 手のひらDE!! dance'in踊ラサレルっッホォウ!
べびぷりの小説版を読んで確信にいたったけれど、公野てんてー普通にえろいよね。誤用のほうの確信犯で。

次。これがちょっと問題なのですが。
姫はだいたい数学が苦手なんですのから
姫の机の上に広げられている数学のノートには、
えええええ、白雪、中学生なの????????????????
うう……原作を今、きちんと読み返すと……花穂の真実に気づいてしまったり……もう嫌だお……

私の人生設計における舵の切り直し(小学4年と仮定していた白雪の年齢移行措置における対応の模索中央審議会の発足等)はさておき、最後は、「兄の部屋に夜食を持っていく」という場の設定がまた、にくい。ともあれ、白雪が精力の付く夜食を深夜ひとり暮らしの兄の部屋に持ち込み「妹から兄へ」、そのお返しに「兄から妹へ」「愛のレッスン(原文ママ)」をおこなうところで、一章『やさしく教えて!』は結びをむかえるのでした(「うまく記事をまとめたぞ」とどや顔をしながら)。

おそろしいことにここまでだらだら書き散らしてまだ一章目ですか。続きはまた明日。うわあ、書き出しがあれでよくまた明日とか言えるな!
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# by sakuragi_takashi | 2009-12-07 19:27
ほんとに二日続くとは(
◇ブログ以上に久しぶりに目にしたアクセス解析が、ここ最近続いていたらしい一桁からいきなり跳ね上がっててありがたいやらありがたいやら。でも「こんなブログを見てくださって」とかは言わない。「それはブログを見にきてくれている方に対して失礼だから」とかだとなんか普通なので、「俺のブログは信じない。お前を信じる。お前が信じる俺のブログを信じる!」とかどうですかね(パクリ)。
というかアクセスが伸びてるのは、多分タイトルに時事まっただ中のGoogleIMEが入ってるからですよね。ハハハ。でもこういうツールの使用感をブログで探す、その一手間かけるのはなんなんだろうなあ。

と、ウィットに富んだ書き出しですでに5分。残り15分。結局毎日20分で書くつもりなのかわたし。いやでもとりあえずブログを書こう、というノリが大事だし。というか存外ひまなのです。卒論進めろという教授の声が聞こえてきますが、そんな幻聴には惑わされない。
で、昨日予告があったので(おお、「昨日」で「2009/12/03」みたいなのが三つくらいにょろっと変換候補に出てくる。GoogleIMEすごい(検索してきたひと向け))、一応返答しなくちゃですねぶっちゃけ一日たつ間に返しを考えるのが普通にめんどくなっちゃいましたが。せいじつ!
今更というか さん
貴方は今もシスプリの復活を期待してますか?
本来であればこういうのはわたりんあたりがささっと出てきてコメント欄の間に終わらせておいてほしいのですが、ふふん、たまには親分である私が出てくるのも悪くないでしょう。こういうこという親玉ってたいていさらに上の存在に尻尾切りされますよね。

ええと、たぶんこの方が答えてほしいことを狙っていうと、「いやあほらぼく桜木は、もうそういうのいいかなって。ロロナかわいいし。でかい顔してすみませんでした」みたいなことを書いておけば満足いただけるのではないでしょうか。うわ、嫌な奴だなわたし!

ではちょっと自己満足な、ひょっとしてなくても求められていないマジレス風味にお応えしてみましょうか。
最近専門のほうで、「漠然と抽象的なことをいうと、楽ちんだしなんかそれっぽいところにおさまるけれど、何の意味もない」ということを痛感する機会があったので、きちんと問題を切り分けてお話ししたいと思います。

まずは「シスプリの復活」とはなにか、という定義をしなければならないと思います。できればこのことを議題としてふっかけていただければ、期待に添える答えを述べられると思うのですが、ここでは「シスプリの復活」の定義を私なりに、ふたつに分けて考えてみましょう。

・「シスプリの復活」を「公式からの新規シスプリの発信」と考える場合

これはまあ、無理でしょう。べびぷりがあるし。とはいえカードゲームに参戦したり痛車が発売されたりONAさんが狂喜したり咲耶のモノにされたりしまくっているので、ぶっちゃけ10執念周年で祝うぜひゃっはーというのに、公式からの発信としてはやりすぎなくらいじゃね? とか私はほっこりしとるのですが。このブログを始めてからもラジオの復活やらシスプリステージやら、いろいろありましたしねえ。

これもだいじな指摘>
ふぁぼったー / nekocafe : 今シスプリみたいなのが来ても楽しめないだろうなぁ~と思う程度には、調理された物をそのまま食べるだけの生活に慣れてしまった。
ちょっと話は変わりますが、作品の消費されていくスピードが異様に早まっている「なう」、やっぱりシスプリは時代もあったのかもなあ、とか最近思います。でも、「残る」性質を強く持っていれば、そう簡単には消えていかない作品だってあるんですよね。アニメはどれも1クールの恋のように語られる一方で、東方とかアイマスとかミクとか、長く愛されるものだってあるじゃん、みたいな話。このタイミングでリンク貼っとこう。>俺妹のポストまとめ:9月15日『俺の嫁』問題 - くじらのなく頃に

・「シスプリの復活」を「ファンが全盛期のあのころくらいまで盛り上がること」と考える場合

オンリーイベント行けばか! めちゃめちゃ楽しかったよ! それにしてもプチパルex2は楽しかった。最高だった。あ、塾長さん、ポスターほんとうにありがとうございました(半年たってるぞ!)。「このポスター、じゃんけんで入手したけど、私持ってるんで。桜木さん、いります?」とか言われて濡れた。これが世代格差か……とかダウンを奪われました。あれから部屋に飾りっぱなしですし、これからどこ行くにせよ持っていきます。いろいろ使わせていただいてます。いろいろ。色色。

わたしはブログを始めたことで兄上様やにいやとめちゃめちゃシスプリを楽しむことができているし、ついったーを始めることで、あ、可憐が始めるのを横から見ることで(しつこい)、いわゆる「シスプリサイト管理人」の方々ともシスプリの話をしょっちゅうさせていただくようになったし。
「シスプリサイト管理人」の人たち、みんなすごいよ。(ここでしつこくもう一度リンク>俺妹のポストまとめ:9月15日『俺の嫁』問題 - くじらのなく頃に)どうすごいかというのはね、てんのしすぷりたいむらいんほかんじょというブログを購読するとわかるようになるよ。わあ、なんだか悪徳業者のだましセールスみたいだね、ママ!

というわけで、いちばん大事なのは、「あなたが『シスプリ、再流行んねえな……』と思えばいつまでたってもシスプリは復活しないし、あなたが楽しもうとすれば、シスプリはいつでも復活しますよ」ということなのでした。だから質問への答えは、「はい。期待というか、復活してます。シスプリ最高」ですね。最後までえらそう!


◇明日は白雪のキャラコレかー。なんで白雪と亞里亞のキャラコレかっていうと、実はぼく、白雪と亞里亞のキャラコレ、つい最近まで持ってなかったからなんだよね。(さらっと衝撃の告白)
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# by sakuragi_takashi | 2009-12-04 18:23
GoogleIMEめちゃめちゃ便利
◇こないだ気分転換に20分文章書き耐久テストみたいな記事を見かけて、ああそれくらいなら万年放置ブログにもできそー、というかそういう発想で日常的にやっていくのはブログ的に楽しそうだな、とか思っていたので、そして今ちょうどご飯が炊けるまで20分ほど間が空きそうなので、ちょちょいとなんか書いてみよう。

すっかり「ネットでなんかする」の中心がついったの方に移っているようにも思えたものの、よくよく考えてみるとそうでもない。ついったは楽しいし、頻度も(こっちに比べれば)そりゃ高くはあるけれど、「私」の中心がついったかというと、そうでもない。

結局は楽しいところへと流れていく。ブログをよく更新していたのはその時ブログが楽しかったからだし、ついったでよくつぶやいていたのはついったがその時楽しいから。あ、いや、私は可憐がかちゃこんキーボードを叩いたりiPhoneからpostするのを見たりしているだけなんですけれどね。それが楽しいんですね。
で、最近はPS3が楽しいのです。たぶん楽しさの多くはネット対戦が占めていると思う。デモンズソウルをひと通りやり込んだあと、このごろは実家の方のサッカー系男子(なんだそれ)の友人と深夜にちょいと何試合かやってみたり、思い出したようにMGOにオンしてみたり。
ローカルの方もなかなかよくて、ロロナが今改めて熱い。ヴェスペリアもかなり再燃しているけれど、こちらは激動の一周目を終えてしばらく経ち、欲しかったファミ通版の攻略本が17日に出るのでそちらを待ってからじっくり二週目をやり込んだりたいと思ってます。今日出たアサシンクリードの2も面白そうなんだよなあ。1は未プレイだけれど、まあそれはそれ。FF13もよろっと出るしね。

とまあこんな具合に、ネットにこだわらず、楽しいことを楽しもうという普通のおはなし。
で、じゃあなんでまたブログなのかというと、またブログ書きたい熱が、そこっこの人たちのブログ論みたいなものを見ていて高まってきたから(笑。おっともう炊飯器が呼んどる。指のおもむくままに書いたとしても、思ったより書けないものですねえ。

ええっと、まあこうして何かしら書こうとしても、引き出しの少ない人間であるとかそういったことからは目をそらして、さしてあれこれあるわけでもなし、というかここシスプリブログなんで(笑、明日明後日で白雪と亞里亞のキャラコレでも読みましょうか。なんか順序が逆のような気もする! あ、それと予告のもの書きですね。可憐のえろいやつをまったり書いてます。それも今年中に。今年中の話なら、はてなの方のや、efの方もちゃんとやらなきゃですねブログやるなら。
と、その前に、放置している間になにやらうずうずするようなコメントをいただいていますね。
今更というか さん
貴方は今もシスプリの復活を期待してますか?
それじゃあ明日の話題はこれにしましょうか。それでは晩ごはん。ここひと月くらいは、ちょっと前のアニメを見ながら夕食、という習慣。少し前までは『攻殻機動隊 S.A.C』見て、今は『カウボーイビバップ』を見てます。

うーん、こんなもんだろうか。でもまあ、こんなもんでしょう。
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# by sakuragi_takashi | 2009-12-03 18:39
早起きした休日ほどよいものはない
シスプリにあってべびぷりにないものにいただいた、あんよさんの反応がすばらしすぎて、やっぱり口に出してみるものだなあ、と思う。申し訳なさと、申し訳なさの10倍くらいの嬉しさやらありがたさやら。

特に、四葉の七五三のエピソードを「私たちが知らない過去のエピソード」のオンパレードとして想定しながらも、「四葉も参入させていく過程を描きながら、四葉に共感する読者をも同じく参入」していたのだ、とする視点はなかった!

べびぷりに関しては、確かに「直近の」過去である、と言われればそういうものなのだなあ、と。
一時「べびぷりにはTwitterが一層合うのでは」とも思っていたことがありましたが、結局はその点で変わりはない。重要なのは、読者が主体となることなのかな、などと思った(ここが一番言いたいことになってきたと思う。具体的には「主体となる読者」には、公式のコメント欄が反映される機会(投票とか、引用されたりとか)が大事になってくるのかも)。
疎外感の長男と読者が共有する度合いがシスプリよりも高い、というのもたいへん納得。

ある程度私の意見を認めていただきながらも、違う部分や批判すべき点を上げられ、私の書けるところから、さらに深い部分に踏み込んで書かれる話、というのはものすごく楽しい。


◇べびぷりの電撃小説を既刊2冊とも読んだので、なんとなく読書日記ではなくこちらに書いておこう。

単純に抱いた所感としては、「電撃文庫」として出版するに当たって、正しい変更をしたのだな、と。

「12人の妹」「19人の家族」を肯定的に、自ら参入してくる読者を対象に想定する「企画」であるうちは何をやっていてもいい。
けれど、そうではない「普通のライトノベル読み」を取り込む文庫化にあたっては、
「あなたの本当の家族はここにいたのです!」
よりは、
「たった一人の家族だった祖母が亡くなり、気の毒に思ったヒロインが連れて行ってくれた家が19人家族で、そこに住むことになった」
の方が自然ですし、導入部は簡潔に「そういうものである」とした本家企画よりも丁寧だな、と感じた。一巻p93のような、「トゥルー以前の家族に思いを馳せる」描写というものも大事だろうし。ただ、その観点で行くと……、いや、p217あたりの麗には純粋に心を動かされましたが(笑。

ほんで物語的には、一本道にならざるをえない小説という枠の中で、一冊一ヒロイン(は、ちょっと違うかも?)の構図が持ってこられたのも読みやすかった。
「見守るもの」として長姉二人を置き、「王子さまの童貞をコシタンタンと狙うもの」が一人入る。余談ですが、春風さんは可憐に読み替えてたいへん興奮させていただきながら読み進めております。積極果敢になってあちこちふくらんだ可憐。妹としてのちょっとおどおどポジションから姉としての「弟に触れる」権利を得た可憐。このへんは@samalin兄やの妹→姉論の楽しみ方。それを言うなら霙姉さんを現実世界に放り出された千影としても読んでますが。

で、なんだっけ。ああそうそう、ヒカルと氷柱をヒロイン性の高い子として抜擢したのは正しさがあるけれど、その分「見守るもの」としての長姉や、「世話を焼かれるもの」としての下の子らというものは、ヒロインとして描かれない不満が残るかなあ、などと思う。家族不平等。とはいえこのあたりは、星花のように焦点を当てられることで解消されるのでしょうか。しかし、最後のコヤマ君はかわいそすぎる。

書きながら疑問がわいてきたのですが、「家族全体としての物語を見る」ことと、「マイシスター一人を貫く」ことと、どちらを重要視するのか? という立場もあるのでしょうか。
どちらも大事だ、というのも確かですが、これはいわば「シスプリになくてべびぷりにあるもの」。私は「家族全体としての物語を見る」ことが、テーマ的には重要だと思っているので、ちょっと引っかかりもあるのですが……。うーん。二巻p206みたいな家族のいる空気感というか、安心感みたいなの、よくないですか。いやまあ、霙姉さんが不穏なこと言ってたりもしますが。2教科?

今後の展望(というか希望というか安っぽい予想というか)としては、

小説版:『本当の兄』ではないという瑕疵をそのまま裏っ返しに転じて、『本当の兄』ではないことを家族に知られたものの、その事実を知った上で「家族」として新しい絆を築いていく

本家 :自分が『本当の姉』ではないことがわかったヒカルが

とかの分岐が起こると全体としての企画が盛り上がるんじゃないかなあと。我ながらひどすぎるw

なにやらべびべびしてますが、こそこそとシスプリのようなものをローカルに書き進めてます。近々うp。
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# by sakuragi_takashi | 2009-10-31 12:15
09.09.24(木) [雑記]
とまあリハビリがてら記事をひとつあげてみたわけですが、とりあえずこんなものでしょう。相変わらず自分の文章がわからない。はい、もとからそんなものはないですね。

よくよく読み返すとつっこみどころがありそうな記事ですが、「とりあえず書いて、ウェブにあげて、批判をいただいて、意見を昇華する」のがウェブログのいいところでしょうし。
問題は「批判をいただいて」を達成するためのアクセス母数が、放置期間によりすでにユニークアクセスが一桁に割り込んでいることですな。大手のうらやましいところは議論ができるところだなあ。
とはいえいまだに電撃小説版べびぷりを読んでいないという。一気に記事の信憑性が薄れた。

実を言うと、小説版は夕方からの外出のついでに買ってくるつもり。ついでというのは、ヴェスペリアの劇場版前売り券買ったり、教採お疲れさま飲み会だったり。新潟県の二次試験の結果はいつなんだろうなあ。というか、どれが外出のメインかといえば、ヴェスペリア前売り券。ヴェスペリアおもしろいです……というかリタかわいいです……

いや、でも、ほんとに、これくらい読んでおかないとシスプリ合宿で仲間はずれになりそうなので(笑)
それに、こういう考えをひとつくらいまとめておいた方が、一冊読むときに自分の中で読み方の芯が一本立つだろうなあ、という打算。打算ですか。いや、べびぷりに対するスタンスの中心といえばこれなんですけどね。あと、一冊読むことへのモチベーションあげ(笑)
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# by sakuragi_takashi | 2009-09-24 12:05
シスプリにあってべびぷりにないもの

それは、「彼と彼女たち#1」の過去のエピソードだ。

シスプリは、兄と妹たちとの間に、「私たちが知らない過去のエピソード」がある。
一方べびぷりは、企画開始時点で彼と彼女たちが出会うために、「私たちが知らない過去のエピソード」はない。

この違いにより生まれるのは、過去のエピソードが持ち出されたときのうれしさの違いだと思う。

シスプリにおいては、多くのストーリーの中で、「あの時のお兄ちゃんがしてくれたこと」が触れられる。しかし、読み手である(それも、非常に主体的な立場であるはずの)私たちは「あの時のこと」を、妹に言及されたその時にはじめて知ることになる。
ここに「兄≠読み手」という乖離が生まれてしまう。

言い換えれば、「私たちの知らないところで積み上げられた、兄妹の信頼関係に担保された物語」の弱いところ、ということでしょうか。#2


翻ってべびぷり。こちらには当然、「私たちが知らないエピソード」は存在しません。
長男が家族とともに歩んだ道というのは、長男と家族が出会った時点から物語に参加した、私たちにとっても同じくして歩んできた道だからです。

ですから、積み重ねられてきたことが生きている場面というのも、各所で言及されてはいるのですが、それよりも直接的に「いついつに長男があれこれしてくれた」という言葉がけをされたら、それは「長男≒読み手」にとっては、とても嬉しいものなのじゃないかなあ、と思ったり。#3




#1 「彼」は兄、あるいは長男。
   「彼女たち」は妹、あるいは家族。
#2 ただ、これこそがシスプリの強みでもある。私が持つ、シスプリに対する好きという感情は、この部分によるところがとても大きい。
#3 それだけに、ウェブ上で行われている、長男の行動へのまっすぐな批判というのも、見ていてたいへんにおもしろい。
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# by sakuragi_takashi | 2009-09-24 12:00
誕生日な可憐
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可憐、誕生日おめでとう! お兄ちゃんがんばったよ!

いやあ、可憐の誕生日ということは、うちの3周年ですか。4年目突入! というといい感じですねえ。まあ、実質その半分の2年分も更新はしてないでしょう。ワハハ。

すっかり人気のなくなったウェブ県シスプリ市新参横丁11のBallon d'orですが、まあ、ぼちぼちここもなんかしらなんかしてきましょう。更新がstop&goするたび毎回同じこと書いてるような気もしますね!


ええと、今回はあれですね、なんというか……あれですね!
全体的に肌色が多いのは作業の手間をはぶくためです、ハイ。肌色が多いと塗りが楽なんです。他意はないよ。ないこともないよ。正直twitterのやりすぎでブログに書く文体がまったく定まらない。

そんなこんなで、テーマは「肌色」「誕生会のお誘い」「チェックのスカートには……魔力が備わってる! 魔攻+15!」あたりでしょうか。チェック柄描くのがすげー楽しかった……


さて、可憐には自分の誕生日にもかかわらず、モデル役の苦労をしょいこませてしまったので、これからそのお礼とかを射出したいと思います。ほんとうのたんじょうびはここからだ!
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# by sakuragi_takashi | 2009-09-23 23:52
プチパルex2用エントリ
みなさん元気してますか? 桜木天です。(cv.國府田マリ子)

ついに明日ですね。もうなんというか、「楽しみ!」の一言。
当日はtwitterで可憐がリアルタイム実況するので、何かありましたらいつも通り@replyを小粋にやり取りしてやってくださいな。
ほんで、この記事もなるたけ定期的にチェックしますので、「実際にお会いしてみた上海さんはイケメンですか」など質問をいただければ面白おかしくレスするので、連休中のたまたま明日、予定に穴が空いていれば、家にいながらにしてコメントを付けることにより私の視点をジャックしてみるのも一興かと。てか、確か上海さんEIGIに出てたことあったなー。明日捜してみよう。逆に私らしき人を捜してみたいという方。なんか全体的に赤っぽい不審者がいたら私です。そっとしておいてください。ていうか、声をかけられたら不審に見えたってことでしょうか。ああん?(自分で言ったくせに)

ドッグタグ代わりの四葉のペンダントを忘れたり、唇に吹き出物が出来てしまったために、当ブログ熱狂的ファンの女子中学生に接吻をせがまれても寵愛を賜われなかったり、コンタクトを忘れてしまったためにギアスが発動しかけたり、そういえば小銭の用意が足りなそうだったりと、何かと至らぬところはありますが、精一杯楽しんでくるよ!

そいではちょっち早いですが、行ってきます!
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# by sakuragi_takashi | 2009-05-04 00:05